山本建設株式会社

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2011/02/03

ECO

住まい造りの材料

Q値

住宅に興味のある方なら一度は耳にしたことのある単語だと思います。

建物の断熱性能を数値で表すときに使われる単位です、数値が小さいほど断熱性能が高い建物となります。

長野市のⅢ地区の場合は2.4W/m2K(以降単位省略)以下、最高値の北海道のⅠ地区は1.6以下にしましょう、と基準はありますが届け出る義務はありませんし、基準に達していなくても建築確認申請は許可になります。

では実際Q値をどのように考えるか?性能値は高いにこしたことはないのか、必要最低限の数値があればいいのか、今日はそれを考える前にQ値の算定方法を簡単に説明します。

何を元にQ値が計算されているかを知れば、Q値がどんなものかも感じ取れるかもしれません。(結構マニアックな分野ですが)

①先ずは建物の延べ床面積を出します、これは平面図を見ればわかりますね。

②建物の容積を計算します、これは床面積に断熱層までの高さを掛けます。

③天井・壁・床の面積を出す、建物の断熱に面している天井の総面積・壁の総面積・床の総面積を算出します。

④天井・壁・床・開口部の熱貫流率を算出する、これは例えば壁の場合、弊社の外断熱標準仕様は部屋の内側から内装仕上げ材・石膏ボード12.5㎜・木材・耐震パネル9㎜・フェノバボード50㎜・通気層、と層になっていますので各材料ごとの断熱性能係数に厚みを掛けてその合計が熱貫流率になります。ここが一番面倒です。

⑤換気による熱損失をだす、これは単純換気か熱交換型は何%損失の換気システムかで係数を出します。

⑥①~⑤をまとめ総熱損失量を延べ床面積で割ってQ値を出します。

細かい数値はともかく理屈はおわかり頂けましたでしょうか?

最後になりますがQ値の最大の注意点を、あくまでもQ値は机上の数値です、完成建物がその数値通りに出来ているかはわかりません、例えばグラスウールなどの繊維系断熱材は押し込んで厚みが均一に入っていなければ断熱性能は3割くらい減ってしまいます。ご注意を。

では明日はQ値をどう捕らえるか考えてみましょう。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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