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2012/06/19

ECO

Q値計算から見えてくる事②

Q値を一般的な2.4クリアすれば高断熱住宅といえるのに、何故Q値1.0(キューワン住宅)にこだわるのか。

理由は単純です、より少ないエネルギーで家中がほぼ一定の温度が保てるようになるから。

もっと言うと「快適」だから、脱衣所で服を脱ぐのも、トイレでズボンを下ろすのも、リビングから廊下に出るのにも寒い思いをしなくて済む、全ては温度。

2.4クリアするレベルの断熱性能だと家中を一定の温度に保つには、何台もの暖房器具を使うか大型暖房機器を導入しなければ「快適」な室温にはならないからです。

そうは言ってもそれを実感するのは本当に暮らしてみないと解らない、モデルハウスや見学会で体感してもその快適さが何台の暖房器具でもたらされ、暖房費にいくら使われているかは知るよしもないでしょう。

そんな時に便利なのがQ値計算と同時に計算する灯油消費量や電気消費量。

灯油暖房・ガス暖房・電気暖房(ヒートポンプ等)、使用する暖房機器による年間の消費量が算出されます。

例えば上のデーターの場合灯油暖房の場合は年間灯油使用量が646㍑、電気暖房の場合は年間電気消費量が855KWと具体的に数値で見られます、一目瞭然ですね。

では室温設定を変えた場合、暖房方法を変えた場合、建物の性能が変わった場合、消費量はどの位違うのか計算してみましょう。長くなるのでまた明日。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱Q=1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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