山本建設株式会社

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2011/06/02

ECO

住まい造りの材料

LCCM住宅

最近は住宅の中身や装置についてHEMSやスマートグリッド・プラスエナジーハウス等の単語が飛び交っていますが、本日はLCCM住宅のお話など。

LCCMとはライフ・サイクル・カーボン・マイナスの頭文字を並べたもの。

簡単に言うと住宅を建設するときから住んで何十年か後に解体廃棄するまでの排出するCO2よりも、居住時に太陽光などの再生可能エネルギーの創出によって全体でのCO2排出量をマイナスにする住宅のことです。

現在つくば市において上図の実験棟が運用されています。

かといって特別な技術が使われているわけではなく、創り出すエネルギーはやはり太陽光がメインになりますし、建物の性能は北海道仕様を少し上回る程度のもの、省エネ技術はLED照明や高効率ヒートポンプ等の組合せ、風の流れを造り植栽によって日射をコントロールする、と普通に使われている技術を取りまとめた感じになっています。

ここで忘れてはいけないのが、地域木材の使用、建物を建設するときの消費エネルギーもカウントされますので、輸送等にかかるエネルギーの削減が地域木材を使用すると結構な違いとなって現れてきます。

以上を踏まえると、大袈裟な名前が付いていますが、設計や設備で少し気を使えば割と簡単にLCCM住宅は建設可能になります。

これから住宅を計画されている方、候補にLCCM住宅を入れてみては如何ですか?

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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