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2016/06/07

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蓄熱

最近のブログはマニアックさが足りないんじゃない。

ある方から指摘されたので久しぶりにマニアックな話題を。

断熱性能は物理的に定量化され指標が明確になりつつある中で、今のところ効果はあるのは解っているが定量化が難しく指標が定まっていない分野が、蓄熱。

住宅でいう、蓄熱、とは建物内部に熱を蓄えておき、外が寒くなっても蓄えた熱でしばらくは暖かく保つ事、理想をいえば蓄熱した熱だけで快適な温度が保たれ暖房機がいらなくなる事。(現実的には難しい)

決して蓄熱暖房機と間違えないでもらいたい、蓄熱暖房機は存在する暖房機の中で一番電気消費量が大きく、エコな暖房とは一番かけ離れた暖房機となる。

では蓄熱を定量化するのは何が難しいのか、まずは蓄熱の理想型は、日中の日射で暖められた蓄熱体(蓄熱量が多いのは床のタイルやコンクリート等)が充分蓄熱し、夜になっても熱を蓄えた蓄熱体からほんのり熱が放射され室内温度が快適に保たれる場合、日射が充分な日はこの様に考えて良いだろう。

しかし毎日充分な日射があるわけではない、日射がなければ蓄熱体を含め室温も充分に上がらないので暖房機の出番となる、その場合暖房機から発生する熱量は室温を暖めると同時に蓄熱体に吸われてしまうことも起こる、エネルギーを使って蓄熱体を暖めて暖房機を止めてから結局自分でその蓄熱分は利用する、損なのか得なのか解らない状態となる。

蓄熱体が多ければ吸われる量が多く室温を上げるのに時間がかかり、少なければ蓄えられる熱量が少なく快適室温が続かない。

この様な熱移動となるので中々定量化されず、理想的な蓄熱体の量が明確にならないのである。

現在のところ定量化はされていないが、日射を確保するパッシブ設計・熱を逃がさないQ1.0仕様にすれば蓄熱体が多い方が快適になるのは事実、悪戯に蓄熱量を上げなくても良いが蓄熱量はなるべく多い方が快適になるようです、最適量はプランごとに解説します。

今後は蓄電池も含め、畜、溜めることに注目しています。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社
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