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2015/07/07

ECO

省エネ項目-外付けブラインド

ブラインドを外に付けるの?何故?と思われる方もいるでしょう、室内に付けるブラインドとは目的が違います、本格的な外付けブラインドでなくてもヨシズやスダレでもある程度目的は達成できます。

この項目はパッシブデザイン項目とも言えます、パッシブとは機械的な設備を使うのではなく、断熱・日射遮蔽・自然風利用・昼光利用・日射熱利用暖房を手法として、自然の力を使い質の高い省エネルギーな空間を作ることをいいます、単なる高断熱高気密住宅とはひと味違い、計画段階からパッシブ項目をプランニングに取り入れていかないと出来ません。

最近は各項目を満たしていない、なんちゃってパッシブ利用の家も多くなっているようです、そんなことでこの秋から各パッシブ項目を満たしているか、満たしていればパッシブ認定をする動きが始まっています。

そんな中で外付けブラインドの役割は、冬、南窓は日射を取り入れ暖房代わりとするためになるべく大きくしたい、しかしただ大きくしただけでは夏も同様に日射を取り入れてしまい室内は蒸し風呂状態、それを解消するためにエアコンフル稼働、となりますので、まず窓は軒の出等構造部分で日射をコントロールするのが基本、冬はなるべく取り入れて夏はなるべく遮る軒の出計画する、どうしても軒の出でカバーできない窓は外付けブラインドの出番(スダレ等も可)不快な西日もカットしてもらいましょう。

室内ブラインドではガラスの内側にブラインドがあるので日射熱は一旦室内には入ってしまう、やはり夏場の日射熱は外部で遮断して室内に入れないのが基本、地味な材料ですが要注目の材料ではあります。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社
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