テレビを見ていると、評論家の様な人がダイソンから発売された羽根のない扇風機に暖房機能が付いた新商品を絶賛しています。

大人の事情があっての発言だとは思うのですが、我々消費者から見ると｢？？？｣。

電気を電熱線で温風を発生させる方法、エネルギー的には一番ロスの多い暖房方法です、因みに消費電力は1400W、ドライヤーと一緒です。

ドライヤーは使用目的がハッキリしていますので5分～10分位なものでしょうが、暖房となると5分や10分て訳にはいかないでしょう、何時間も運転させるとゾッとする消費電力になるでしょう。

しかし、扇風機単体としてみた場合この商品自体はとても魅力的な品物です、安全だし何と言ってもデザインが良い、本気で購入も悩みました。

では手軽なパーソナル暖房機は何が良いのか？エネルギーの観点から考えると｢該当無し｣が正解かもしれません。

電気を電熱線やオイルを温めるには消費が多すぎるし、効率の良い灯油ストーブですが手軽さの面で開放型やファンヒーターだと水蒸気や二酸化炭素の危険がつきまといます。

住宅を計画する際はランニングコストも含め冷暖房をしっかり計画することが大切だと改めて感じます。

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