山本建設株式会社

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2010/11/15

リフォーム

快適/省エネリフォーム

先週の金曜日は丸一日かけて「既存住宅の省エネ改修集中講座」に出席してきました。

要はリフォームの分野では、キッチンや浴室などのリフォームをする際に、断熱などの省エネ改修が蔑ろにされていて、折角壁などを剥がした際にも申し訳程度の断熱材を入れて塞いでしまう場合が多く、まだまだ省エネに対する意識が低いので改善していきましょう、と言う講座です。

実際問題、新築の部分だけを省エネで規制しても家屋全体から見れば、ほんの数%に過ぎないので、全CO2の削減を目指すのであれば、リフォームにおける省エネ改修は必然になってくるでしょう。

新築の分野では、色んな断熱工法があり性能を競っていますが、リフォームの分野では余り耳にしませんし、間違いなくリフォームの方が高い技術を求められますので手を出しづらいマーケットなのだと思います。

国土交通省の本気度が伺えるのが、当日のテキストに使用した(財)建築環境・省エネルギー機構発行の「既存住宅の省エネ改修ガイドライン」です、今までの学者さんや教授さん達が編集したこの手のテキストは理念は高いが、現実味が無いものが多く実際は使えないものが多い中、このテキストは完成度が結構高くて驚きました。

只、その分お金もかかっていそうですが、実際の中古住宅を実験用に購入したりして、このテキストを作成する本気度は伝わってきます。

内容もリフォームにおける外断熱方法、基礎断熱方法、充填断熱方法など個人的にも嫌いではない分野の話でしたから、時間の経つのも早かったのですが、問題点はキッチンやユニットバスのリフォームのようにはっきり目に見えて違いが解らないだけに、インフォメーションも含めて施工者側と消費者側、両方の意識改革が必要になると思いますし、今後の関わり方を真剣に考えていこうと思います。

又、進展がありましたら発表いたします。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                                山本建設株式会社

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