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2014/10/20

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床暖房って

床暖房にどんなイメージを持っていますか?上図。(床下暖房のことではないです)

床暖房を導入すれば室内が快適で理想の空間ができあがるとイメージしている方が多いようです。

はっきり言いましょう、床暖房ってそんなに良い物ではないですよ。

考えてみてください、床暖房の場合まず床が暖まってその温度が上に上昇して行き部屋全体を暖めます、床自体が発熱体となります、室温を20℃にするには床表面温度は25℃以上になります。

表面温度25℃の床に座ったことがありますか?初めは暖かいので喜んで座りますがそのうち熱くて座っていられません、ちょっと昼寝でもしよう物なら低温やけどの恐れもあります、床に直接触れているお尻や足の裏は温かいがその場所以外はそうでもない、なのでファンヒーターも併用するといった笑えない事態も起こります。

するとそのうち、光熱費も高いし立ち上がりも遅いので床暖房のスイッチを入れずにファンヒーターで暖房するようになってしまいます。

又、設置費用が高額なことも採用を薦めない理由の一つ、家中の床に入れたらどのくらいかかるのだろう、経験がないのでわからないが200万円~400万円くらいだろうか?予算がないからリビングだけの場合も見たことはあるが、リビング以外は暖房しないの?他の場所は別の暖房器具入れるの?2階は?何とも落としどころのない暖房設備なのです。

今日某社から床暖房導入に関する資料が送られてきたので思いつくまま書いてみました、弊社のOB様は実感としてご理解なさっていると思いますが、床下ヒートポンプと床暖房は似て非なる物、混同されている方も見受けられます、イニシャルコストも光熱費も快適性も全く違う物とご理解ください。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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