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2011/05/14

物づくり部 部長

小屋裏換気 (棟換気)

毎週土曜日にお邪魔する物づくり部 部長です。

今週も増築工事現場からの施工状況です。 今回は屋根の小屋裏換気 (棟換気) のシステムについてご説明します。

まず小屋裏換気とは、何かご説明します。 建物の屋根や外壁は常に太陽光で熱せられており、熱気をスムーズに排出しなければ、夏場の小屋裏は50℃以上もの高温になってしまいます。天井裏にこもった熱気は、輻射熱として室内の温度を上昇させ、冷房効果を低下させます。天井裏を換気すると天井裏構造材にたまる蓄熱が低くおさえられ、特に日没後の冷房効率がアップします。冷房の過剰使用を減らし家族の健康にも、電気代の節約にも役立ちます。

冬場は、温かい空気は上へ上へと昇っていきます。温度が高いほど、空気中に蓄えられる水分が多くなり行き場のない屋根裏の空気は、室内からの湿度が伝わり、湿度が高い状態になっています。夜になると、いっきに空気が冷やされ、行き場のない水分が周りに付着して、結露になります。この結露はカビを発生させる原因にもなり、また、構造材を腐らす原因にもなります。

このことから、小屋裏換気は、必ず設置をお勧めします。

今回の増築でも棟換気のシステムにて、設置しました。

なお屋根の形や面積により必要な小屋裏換気量があります。一覧です。

  長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築・リフォーム

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