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2012/04/03

ECO

パッシブ

プランニング

外壁-黒ガルバリウム

この外壁も最近増えてきた、ガルバリウム鋼板(黒)。

建物は引き締まるし、鋼板自体の耐久性もあり人気があるのも頷ける、のだが1点だけどうしても気になって個人的に未使用なのである。

その1点とは夏の表面温度、実際触ったこともあるが尋常ではない熱さになる、一応構造的に外壁の直ぐ裏には通気層が通ってはいるが、通気層もこの熱さを無かったことにしてくれるほど神業を持っているわけではない、通気層をクリアした熱はその下にある断熱材へと移動することになる、ここでも断熱材があるので直ちには室内温度に影響を与えることはないが徐々に断熱材も熱を帯びることとなり、日が落ちた夜からは断熱材からの放熱が始まる、こうすると室内温度にも影響を与えてしまうことになる。

またしてもマニアックな事を言っているかも知れないが事実なのです。

では他の色なら起こらないかというとそうではなく、白でも同じようなことは起こってはいるのですが、やはり温度がまるっきり違うのです。

一時期遮熱塗料や遮熱材が流行りました、そのデーターを見ても遮熱してある黒より遮熱していない白の方が温度を通しづらいテーターになっていました。

自立循環型住宅では、高級な遮熱材を使うより淡い色を使った方が遮熱効果は高い、と結論づけられています。

只、個人的にあのシャープな感じ、又黒く引き締まった精悍な感じ自体は嫌いではない、ハッキリ言って使いたい、1点だけ解決できない問題があるだけで・・・・・、どうやって解決しましょう。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱Q=1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
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