山本建設株式会社

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2010/11/19

ECO

住まい造りの材料

地熱研修会

「地下熱利用促進研修会」4回目です。

今回は「地下熱利用のための地質調査」を応用地質(株)の吉田さんに、「地下熱ヒートポンプシステムの実施例」を北海道大学大学院の長野教授に講義していただきました。

長野教授は北海道の自宅に地熱ヒートポンプを2008年に導入され、その経験則から費用対効果も含めメリット・デメリットを説明していただきましたが、結論はまだ機器の開発が進んでいないために費用対効果は低く、まだまだ一般的に普及させるには問題はあるらしいのですが、やっと最近コロナがその分野に参入してきたり、パナソニック・三菱といった大手メーカーが開発を始めるために打ち合わせをしに来たりと、後何年かすると面白い展開が始まるのではないかと期待をされていました。

現時点ではサンポット1社のみが地熱ヒートポンプを商品化しています、確かにそのような大手メーカーが参入してくると開発は一気に進むような感じはします。

その他実例として、北海道の図書館や北海道大学などの導入例を説明していただきました、私としては住宅の実例をもっと聞きたかったのですが、やっと最近何件かを施工したばかりのため説明できるデーターがまだ無いとのことでした。

現状は30坪位の住宅に地熱ヒートポンプと地中の施工費を含めると300万円位します、後何年かしてメーカーの開発により地熱ヒートポンプ自体が本体30万円くらいになり、地中にペアチューブを埋めるのに50万円位で合計80万円を切り、そこに補助金が付いてくるようになると爆発的に普及するような予感がします、メーカーさん頑張ってください。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
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