山本建設株式会社

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2014/07/07

断熱・気密

土台パッキン

気密確保の為の建物下部の肝、土台パッキン。

このパッキンの上に土台を敷いて、アンカーボルトで固定すれば土台下部からの漏気はほぼシャットアウト。

建物の漏気はこの土台下とサッシ廻り、壁と天井の取り合い、が要注意場所、間取りによっては1・2階の屋根の取り合いや壁・天井・屋根の平部分も注意しなければならない。

断熱と気密はタイヤの両輪と一緒でどちらが欠けても快適にはならない。

断熱に気を遣って高い断熱材を使っても気密がとれていない建物の場合、暖房をすると空気は膨張して上昇するので建物の上部の隙間から膨張した暖かい空気は外に出て行こうとします。

隙間がなければそこに留まってくれるのですが、隙間があれば外に出放題状態となり、出ていくだけなら良いのですが出ていった分の空気をどこかから取り込もうとします、冷たい室外の空気は建物の下から入ってこようとするので、暖房した暖かい空気は上から抜けて抜けた分を補う為に下から冷たい空気が入ってくる、暖房しているのに何だか足下がスースーして寒く感じる未だによく聞く新築住宅の出来上がりとなります。

とは言っても隙間を完全にゼロにすることは難しい、って言うかゼロほぼ無理なので一応の基準として隙間相当面積1.0㎝/㎝2以下になれば足下のスースーは感じなくなると思えば良いでしょう。

最新の省エネ基準からも姿を消してしまった、気密性能、大切な物だと言うことは理解しておきましょう。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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