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2014/10/14

ECO

一次エネルギー消費量

省エネ基準が改正されてから、一次エネルギー消費量で建物の省エネルギー性を表示し始めるようになりました。

建物の概要を入力していくと上図のような計算結果が出力されます。

この結果は先日施工例をアップした安茂里の家の計算結果。

図の解説

省エネ基準:改正された現在の省エネ基準値、出来たらこのくらいの性能で家を建ててください、という努力目標、2020年に義務化される事が決まっている、よく見かける省エネ基準クリアとかエコ住宅はこの基準をクリアしているので表示していることが多い。

低炭素基準:昨年から始まった省エネ基準より一段階高い基準、この基準をクリアしていると低炭素認定住宅として各種優遇措置がある。

この住宅の一次エネルギー消費量:各種数値を入力して計算した結果出された、安茂里の家、の一次エネルギー消費量、太陽光発電が搭載されている場合は発電分もエネルギー削減として計算される(安茂里の家は4.2KW搭載)、しかし太陽光パネルを多量に載せれば削減値が大きく表示され建物自体の一次エネルギー消費量が見えづらくなるので太陽光発電分を除いた一次エネルギー消費量計算結果を下に入れます。

星の数:省エネ基準をクリアすると三つ星、それ以上はどこまで行っても三つ星。

地域区分:日本を一番寒い北海道北側の1地域~沖縄の8地域まで分けた省エネレベルの地域差区分、因みに長野市は4地域・千曲市、須坂市、中野市等は3地域。

MJ:メガジュール、発熱量や電力量の単位の国際基準、1MJ(メガジュール)は、238.889キロカロリーとの事だが私自身ピンと来ていないのが事実、㍑の方がピンとくるがこればっかりは従うしかない、MJの次はGJ(ギガジュール)。

そうすると、安茂里の家、は省エネ基準の半分以下の一次エネルギー消費量の家だということがわかる、それはイコール低燃費の家となる、省エネ基準という最低限の基準をクリアしたから全てOKではなく、建物の評価を数値として見られるようになってきたことは省エネルギーを求めたい消費者にとっては良い流れになってきたと思う。

因みにマニアックな方はhttp://house.app.lowenergy.jp/から自分でも計算できます。入力方法解説http://www.kenken.go.jp/becc/index.html#TechnicalReport私も理解するまでに正月休み中かかったのでそれなりに時間がかかると思います。

太陽光発電分を除いた、安茂里の家、一次エネルギー消費量

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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