プランニングの重要項目の一つがライティングプラン、照明器具の選定。

プランニングが纏まってくると必ずライティングプランも提案させてもらうようにしている。

どんなに建物を綺麗に造っても照明で台無しになってしまうこともあるからだ。

一般的には1室1灯を標準にしているケースが多いようだが、1室1灯だとどうもしっくり来ない事がある、1灯で全てを賄うにはそれ相応の大きさの器具を部屋の中心部に設置しなければならず、結果部屋の全てを大光量で照らすほかなくなってしまう。

明かりを分散することで部屋の奥行きや落ち着き、雰囲気が数段良くなる、全体的な雰囲気は少し暗めにする、どこに行っても新聞が読める明るさは必要ないと感じる。

予算的にも大きな照明器具一つ分の予算で小さなものを数点購入すればさほど違いはない。

住宅の場合、実際の使用時間ほぼ半分は照明が付いた状態で暮らすことになるので拘りたい箇所である。

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