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2011/12/16

ECO

ゼロエネルギー住宅②

ゼロエネルギー住宅と光熱費ゼロ住宅は似たような事なのですが多少定義が違います。

簡単に言うと、エネルギーベースのゼロと光熱費支払金額差し引きゼロの違い。

光熱費ゼロ住宅の方が敷居は低くなります、キューワン住宅レベルの性能を確保して太陽光発電を搭載すれば普通に光熱費ゼロ住宅は成立します、弊社のオーナー様も何件も光熱費ゼロ住宅で暮らしています。

ゼロエネルギー住宅の場合は夜間の安い電気料金を使用して支払金額を減らしましょう、と言う観点ではなく、昼夜関係なく全ての使用エネルギーを一次エネルギー換算にして使用した分のエネルギーをその敷地内で太陽や風力を使ってゼロになるようにエネルギーを発生させなければなりません。

そうなるとやはり肝心なのは、省エネで過ごせるように建物の基本性能が重要になってきます、極端な話性能の低い建物でも使用した分を補えるような30KWや40KWオーバーの太陽光発電を設置しさえすれば数値上はゼロエネルギー住宅の完成です、只現実的には不可能でしょう、テニスコートより広い太陽光パネルが必要になってしまいます。

では将来を見据えてゼロエネルギー住宅に対応できるようにするにはどうしたら良いでしょう、省エネと創エネのバランスを設計者と打ち合わせして仕様を決めることです、そうするときっと住んでから省エネで快適の意味が本当の意味で理解できると思います。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用、W断熱Q=1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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