山本建設株式会社

SCROLL DOWN

BLOGブログ

ブログ

2011/05/11

住まい造りの材料

エネファーム

本年度の民生用燃料電池(エネファーム)導入促進事業の補助金受付が開始されています。

補助金額は上限が105万円(税込み)となります、機器と設置で250万円~位かかりますので、ほぼ上限が補助金額になると思われます。

そもそもエネファームって何?お得なの?ですが。

エネファームとは、先ず都市ガスを入口の燃料処理装置(上図の緑の場所)で酸素と水素に分解します、此処で酸素は排出して水素を次の装置で空気と混ぜます、この混ぜたときに発生する熱を回収してお湯を沸かし、同時に直流電気が生まれるので交流電気に変換して家庭内で電気を使用します。

システムはともかく、お得なの?ですが、メリットとデメリットがありますので理解して使用することが必要かと思います。

メリットは1日中定格で最低250W~最大700Wの電気を発電しますので、電気代は減ります。

デメリットは電気を使用しないときも最小250Wを発生させてしまいますので、都市ガスを使用して作り出した電気を余った分は捨ててしまうことになりますし、設備設置費が補助金を引いても200万円以上かかります。

現在色んな箇所から色んな力が働いて大々的に売り出しているエネファームですが、超個人的見解としては時期尚早の感は否めません。

何だか中途半端感が拭えないのです、電気を産むのなら家中の電気を賄うくらい欲しいし、今のまま多少の電気は産まれるがその分都市ガス代金が掛かります、と言う何とも言えない、未完成な感じがするのです。

改善点としては、コストパフォーマンスか省エネルギー、のどちらかがエコキュートなり他の給湯器を圧倒的に凌ぐ性能を出すこと、そうしないと普及という面では難しいと思います。(後で長野都市ガスにスゲー怒られそう・・・・・)

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

このページをシェアする:

アーカイブ

年月日を選択