山本建設株式会社

SCROLL DOWN

BLOGブログ

ブログ

2012/11/16

プランニング

高さの設定

プランニングは2次元の用紙で進められるが、実際の建物は3次元で造られる(当たり前)。

展開図や断面図・パース等で高さをあらわすのだが用紙自体は2次元である、模型を作成してやっと実感が湧いてくる方も多いのではないだろうか。

ここ数年、建物各所の高さはなるべく低く造ろうと思っている、過去には建物も天井も高い方が素晴らしいと捉える時もあったが、最近は低くすることによるメリットを生かすことに重点を置いている。

低くするメリットは構造的な安定性・耐震性のような実務的な事から、低さから来る落ち着き・吹き抜けを利用した高低差の演出など心理的な面まで多々ある。

でも悪戯に頭が当たってしまうほど低くしては元も子もない、建具の高さ・天井の高さはバランスを注意して計画する。

写真の天井高は2200㎜程度、一般的な天井高2400㎜からは200㎜も低いが低いという感じはせず、何故か落ち着く空間になっている。

なるべく低くしましょう。と聞くと不思議そうに感じる方もいますがそんな理由からなのです。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

このページをシェアする:

アーカイブ

年月日を選択