建築会社にはメーカーや商社が色々な商材を売りに来る。

先日は遮熱材、どんな売り方をするのか一応聞いてみることに。

「熱の移動には、放射・伝達・伝導があり遮熱シートは放射を97%カットします、真空なのに太陽熱が地球に届くのは放射によってなのでどんな環境においても有効・・・・・・・云々・・・・・・・」

言っていることは間違いではない、がやはり建築商材を扱ってはいるが建築に関しては素人、本気でこのシートを貼れば快適になると思っているようだ。

断熱材も外壁も何もない建物に貼れば効果は感じられるであろう、しかしこのシートを貼る外側には外壁、外壁とシートの間は通気層、シートの建物側には断熱材が存在する、外壁を貫通した放射熱は通気層にて外部放出ルートが確保され、残った微々たる放射熱の97%を反射出来ることがどの程度建物に影響するのかを解説してあげることに。

名誉の為に言えば確かに効果はゼロではないだろう(限りなくゼロに近いが)、使用したい人は使用すればいいのだが、家中に施工するとなると結構な金額になる、費用対効果の面では使う意味はなくなる。

逆に捉えるとこれを使うという事は、断熱材が薄く心許ないので遮熱材を施工して断熱材の補助をしなければならない家か、メーカー・商社のいう事を盲目的に信じて使用してしまう熱移動がイマイチ理解できていない実務者(結構多い)という事になる。

新住協でも遮熱材という物が出始めた10数年前、現物のモックを作り日射に当てて実験した結果、意味なしと判断された。

10年たってもまだ売っているという事は使っている方がいるという事なのだろう。

因みに遮熱テント等テント内を快適にしたい場合、テントのフレームに断熱材は入れづらいので遮熱材は有効になる、適材適所なのだ。

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