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2011/08/03

ECO

自立循環型住宅-高効率機器(空調)

自立循環型住宅キーワードその⑥Part2-高効率機器・空調。

効率を要求する機器、2本柱のもう一つ空調機器。

暖房だけに限って考えればバイオマス(薪・ペレット)のストーブに勝るものはありません。

でも全ての人がバイオマスを扱いきれないのも又事実、そうすると冷暖房に何かしらの機器を設置することになりますが、冷房と暖房で別設備を設置するのも無駄に思えますので、1機種設置とすると現段階ではヒートポンプが一番省エネといえそうです。

最近は各メーカーが挙って高効率のヒートポンプを採用したエアコンを発売しています、上図がエアコンの効率を示すCOPという係数ですが最近の機種は6オーバーになってきました。

簡単に言うと1のエネルギーを消費して6以上のエネルギーを生み出してくれる機器となっています。

しかしここで考えなければならないのが、昨日も少し話が出た一次エネルギーに換算して考える必要があるということ、一次エネルギーとは自然界に存在するままの形のエネルギーで石油や石炭・太陽・地熱などで二次エネルギーとは一次エネルギーを使って形を変えたエネルギー、電気やガソリン・都市ガスなどを言います。

電気などは一次エネルギーの1/3くらいでしか二次エネルギーとして利用できないので、石油のボイラーなど一次エネルギーを直接利用できる機器とは一次エネルギーに換算して考える必要が出てくるのです。

小難しいことを書きましたがCOPが6を越えてくると他の(灯油・ガス)エネルギーよりも電気を使用したヒートポンプが効率が高い機器と判断できるようになります。

エアコンを選ぶ際には金額も重要ですがCOPも気にするようにしてみてはどうでしょうか?

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
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