遮熱塗料、主に鉄板の上に塗ると表面温度が塗っていない表面よりも15℃~20℃(メーカー発表値)低くなる優れもの。

優れた塗料ではあるが実はその塗料より効果があるのが、色。

鉄板の日射吸収率を見てみると、黒を1とした場合白は0.4程度、遮熱塗料を塗るより効果は大きい、黒でも遮熱塗料を塗ってあるので大丈夫、という方もいるが、白も同じように塗ってあるのでその差は変わらない。

外壁や屋根の場合、当然その下には断熱材があるのでその温度が直接室内に入ってくるわけではないが、夏、一日中太陽が当たる屋根、強烈な西日を受ける外壁、どんなに断熱材を入れても日射の影響はゼロではない、最悪の場合日中に断熱材自体が暖められてしまい、陽が落ちても暖かい断熱材が室内を暖めてしまう、エアコンが中々効かないなんてことに繋がるので、外壁・屋根の色は重要なのである。

そうすると冬は黒の方が有利に働くのでは、と思うが冬のエネルギーの小さな日射で室内に影響を与えるような断熱材仕様にしたのでは逃げる熱の方がおおきくなるし、夏は室内が蒸し風呂で想像もしたくない。

最近黒い鉄板の家もよく見るがそんな心配が先立ってしまう、どうしても黒を使う場合は鉄板でなく木質系、例えば焼き杉などが最適ではないかと思う。

日射遮蔽はパッシブの根幹なので1年中快適な空間を作り出すにはこだわりたい部分ではある。

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