各社トリプルガラスが出そろってくると、次に気になるのがガラスの種類。

ペアガラスでもトリプルガラスでも大きく分けると遮熱型か断熱型。

Low-e金属膜によって遮熱・断熱を使い分ける、トリプルは金属膜が2層になるのでその効果も大きくなるが気をつけたいのが断熱型の場合。

断熱型を使うのが主に南面、南面は冬の日射をなるべく室内に取り入れたいので日射熱透過率のなるべく高いガラスを選びたいから。

逆に東・西・北は夏の室温上昇を抑えるためになるべく日射熱透過率の低いガラスを選びたい、偶に、冬の西日も少しは室温上昇に役立つのではないか、との話題が出ることもあるが、冬の西日程度の熱量では室内が暖まるほどの力はない(ゼロではないが)、だったら夏のあの西日をなるべく防いでくれた方が効果が高い。

そこでQpexを使いシミュレーションしてみると年間暖房電気使用量が一番少なくなるのが、南側はペアガラスの断熱タイプ透過率0.64(太陽の日射そのまま取り入れると1.00)、東・西・北がトリプルガラスの遮熱タイプ透過率0.32となります。

やはり冬場の日射を取り入れることが大切なことがわかります。

Q値だけを見るとオールトリプルにするのが一番数値は良くなるのですが、目的がQ値を競争することではなく、住んでいる限り必要な光熱費を安くすることが目的なのでその建物の一番良いところを見つけることが必要になってきます。

場合によっては南側の窓はLow-eですらない、一般ペアガラス透過率0.88に夜間ハニカムサーモスクリーン使用して、暖気漏出を防ぐのが一番低燃費になったりします。

明日はそのペア・トリプル複合をシミュレーションした次回作を紹介いたします。

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