山本建設株式会社

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2014/01/15

住まい造りの材料

長野産のサッシ

知る人ぞ知る、ということは一般的にはあまり有名ではないのかもしれないが、超高性能木製サッシを造っている会社が長野にある、お隣千曲市の「山崎屋木工製作所」。

元々は家具の製造をメインにしていたが震災以降本格的に木製サッシの製造・普及に開発を行ってきたが製品としては完成の域に来ているようだ。

特徴は木曽ヒノキを使用したフレームにトリプルガラスを組み込み、その性能はU値0.9以下という超が付くほどの高性能サッシに仕上がっている。

U値0.9ってピンとこないかもしれないが、最近の省エネ基準に適合してますって胸を張っている窓のU値が2.33、弊社で普段使っている樹脂サッシのU値は1.8、これから標準採用しようとメーカーと価格調整をしている樹脂真空トリプルサッシのU値が1.1。(数値が小さいほど熱を通さない)

性能と共に枠の木曽ヒノキが得も言われぬ風格を醸し出している、実務者としてよだれが出そうなサッシなのだが最大のネックは価格!そのことは当然山崎さんもわかっていて、これからは価格圧縮が命題だと言っていた、採用が増え普及すれば生産も増えさらなる価格低下にもなるだろう、現在はこのレベルのサッシが欲しかったら輸入に頼るしか無い、住宅の材料は何トンもの重油を使って運ばれる輸入品はなるべく使いたくないもの、その観点からも期待せずにはいられない。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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