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2021/08/24

蓄電池・考察

蓄電池の黒船、TESRA・powerwall、の設置が伸びているようです。

さて現段階での蓄電池、費用対効果含めて考察をしてみましょう。

全て全負荷型・ソーラーパネルは別途。

因みにソーラーパネルは好きなものをつければ良い。

各メーカー1台当たりの最大容量機器を選定

TESRA

容量:13.5KW

価格:約100万円+工事費=約150万円程度

nichikon

容量:16.6KW

価格:約300万円~

SHARP

容量:9.5KW

価格:約200万円~

パナソニック

容量:11.2KW

価格:約250万円~

三菱・日立等もあり。(資料もっていないので除外)

費用対効果を見るとやはりTESRAが一つ抜けている感があります。

ではTESRAのデメリットは

・補助金対象機種でない(税金を使う以上日本製でないので当然か)

・田舎のメンテナンスに不安(首都圏なら拠点があるが長野では・・・)(そこら辺を無視しているからのあの価格とも考えられる)

・V2Hに対応していない(車のTESRA自体もV2Hにはつながらない)

そこで現段階(2021/8/1)での個人的な見解(条件付き)

リーフの中古車もこなれて出回ってきたので、

V2H(150万程度)+リーフが費用対効果+メンテナンスも鑑みると一番現実味があるのでは。

因みに現在のリーフの中古価格は↓

本体価格20万~40万程度、乗らないで蓄電池と割り切れば登録もしなくていい。

現モデルの40KWリーフがこなれてくればその時点で新リーフ(新蓄電池)に交換することも容易。

ここで気になるのがリーフ蓄電池の劣化程度、安いのは2011年モデルなので蓄電池容量24KW。

10年使って悪く見て50%劣化とすれば、実使用容量12KW、(多くのリーフは-30%~-40%劣化、なので60%~70%が使える)

とするとV2H+中古リーフ12KW蓄電池で170万円程度(施工費込み)

でV2Hは国産しかないので一定のアフターサービスが受けられる。

デメリットは蓄電池がリーフなので車1台分のスペースが必要(これが結構な条件かも)

とオフグリッド(電力会社と契約しないこと)の場合はV2Hが保証対象外、この点はまだまだ発展途上分野と言うことを感じる。

発展途上ということは今後どんな発展をするのか、時代によって最適解を見つける必要がある。

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