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2011/07/26

ECO

自立循環型住宅-熱損失係数Q値

自立循環型住宅の為のキーワードその①、熱損失係数Q値。

住宅に興味のある方は知っていると思いますが、でも大抵の方はご存じないでしょうQ値。

簡単に言いますと、その建物がどの位の断熱性能を持っているかを数値で表したもの。

皆様が住宅を建てる際に解らないのが、どんな断熱材をどの位入れるのが良いのか?各社色んな断熱方法(充填断熱・外貼り断熱・グラスウール・ロックウール・セルロースファイバー他多数)があり、実際何がどう違うのかが解りづらいと思います。

そんなときにQ値の出番です、どんな断熱材の種類を使っていても、断熱材や性能値を計算すると全国共通の数値となって表されます。

そのQ値の基準が昨日の次世代省エネルギー基準にあるのですが、具体的に言うとⅠ地域が1.6K/㎡K(キロパーヘーベーケルビン以下単位省略)Ⅱ地域が1.9、長野のⅢ地域が2.4と数値が小さいほど高性能の数値となります。

同時にエネルギー消費量も数値となって出ますのでその方が解りやすいかもしれません、例えば灯油換算で年間200㍑暖房に必要とかQ値が小さくなるとエネルギー消費も少なくなります。

最近の高断熱住宅はキューワン住宅といってQ値が限りなく1.0に近づいています、1.0を切るものまで見られるようになってきました。

と言ってもQ値を低くすれば費用もかかりますので、そこは設計士さんとのバランスになるかと思いますが、これからは間違いなくキューワン住宅レベルが必要になると思います。

ご計画中の方は自分の住まいがどの程度の数値なのかを一度確認しておくのも良いのではないかと思います。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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