山本建設株式会社

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2012/07/26

ECO

パッシブ

夏を涼しく

自然エネルギーで夏を涼しく、なんて謳っているからなのか先日築後3年の方からとある相談を頂いた。相談内容は

施工業者に、夏暑いのは当たり前です、最近のエアコンは省エネになりましたから、必要な場所にエアコンを付ければ暑い夏も快適に過ごせますよ。と言われ3台のエアコンを付けたのだが電気代は馬鹿にならないし本当に暑い日はそれほど涼しくない。

話だけでは有効な手だてが打てないので現地を見せてもらうことに。

ここでは言えないが某量販メーカーの建物、見事に南側の軒の出ゼロ・・・・・・、ほぼ一日中南側の大開口部から太陽の光がサンサンと降り注いでいる、室内は蒸し風呂状態、これではエアコン君も堪らないだろう。

さてどうしましょう、選択肢としては外部ブラインド・ルーバー、外部サンシェード、グリーンカーテン等が考えられる、お薦めはブラインドかサンシェード。

グリーンカーテンの有効性は認めるが、窓の7割くらい緑が覆うようにならないと効果は薄い、これから種を買ってきても遅いしグリーンカーテンもタダじゃない。

てな訳で現在お考えいただいている最中、エアコンの効きも違ってくるはず。

量販メーカーの価格設定では、軒を深くすると施工面積が増えるので、追加料金を取られることが多い、量販メーカーとしてはスタートの金額をなるべくインパクトのある低価格に抑えるため、あらゆる所をカットして売りやすくする会社の方針なのだろうから敢えてそこは突っ込まないようにしよう。

そう言えば思い出した、知人がとある造成地でその某量販メーカーの建築条件付き物件を購入(場所重視でそこ以外に選択肢がなく断腸の思い)する際、プランニング・仕様等私がアドバイス的に間に入ったことがあった、笑ってしまうような内容なのだが長くなるので別の機会に。

教訓・南の軒の出は深くしておきましょう、↓は軒の出2m、凹んでいる手前は2.9mの一例

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱Q=1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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