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2022/10/12

フローリングの隙間

良ーく見るとフローリングの溝と溝の間に隙間がある場合があります。

この隙間は

①経年変化で乾燥により床板が収縮して隙間が空いてきた。

②施工時にパッキンを入れてわざわざ隙間を空けている。

の2通りに分けられます。

①はほぼ針葉樹(杉・松等)でこの状態になり

②は広葉樹(オーク・チーク・カバ等)でこの施工をします。

もう少し解説すると

針葉樹は施工時より幅が広くなり膨らむことはほぼ考えられない、(縮むことは多々ある)

に対し広葉樹は経年で幅が広くなるように膨らむことがあり得る、という材種の特性上によるもの。

なので最悪なのは広葉樹をパッキン挟まないで施工して幅が膨らんでしまった場合、フローリングの隙間に逃げ場がなく全てのフローリングがカマボコ状に膨らんできてしまう。

無垢材を普段から扱っていない設計者や大工さんはこの事を知らない場合が多いので教えてあげないといけません。

フローリングの隙間も意味があるという話でした。

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