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2013/01/30

ECO

エコハウスの設備②

ブログを書いていて一番有難いのが、内容に関して賛同や質問・要望が来ること、こんなに張りあいになることはありません、先々週も先週も有難い連絡を頂きました。

今日はその中の設備に関して、ヒートポンプが一番、をもう少し細かくお話しします。

大きく分けると暖房の熱源は石油・ガス・電気に分かれます、石油とガスは一次エネルギーですから原料そのまま使えます、電気は石油やガス・原子力・水力等から作られますので二次エネルギーと言います、一次エネルギーの原料そのまま使うより効率は落ちます、送電線のロス等を考えると原材料の1/3程度に落ちてしまいます。

しかし電気にはヒートポンプという技術が存在します、使うエネルギーの何倍ものエネルギーを発生させる技術です、その効率の単位をAPFであらわします、APF3.0のヒートポンプだと一次エネルギーからの損失1/3を3倍にしてくれますので、実質のエネルギー損失はゼロとなります。

最近のヒートポンプは安価なものでもAPFは4.0以上あります、高効率ヒートポンプは7.0の性能があります、一次エネルギーの倍程度の効率になっているのです、それがヒートポンプがダントツの一番の理由です。

逆にダントツの最下位が電気蓄熱暖房機、ドイツなどではそれが知れ渡り、外され始めている暖房機、日本でも最近始まった認定低炭素住宅の申請、蓄熱暖房機設置にすると基準をクリアできなくなります(莫大な太陽光発電を載せて無理矢理基準をクリアする事は一応可能です)、そんなことから蓄熱暖房機をこれから設置するのは避けるべきでしょう。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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