Posted on 02月 24, 2016 in:
イベント情報|

完成見学会を開催いたします。
2月27日(土)・2月28日(日)・10:00~16:00
ガルバリウム鋼板によるシャープな外観が特徴的で、特筆するのは南面の開口率、パッシブデザインがわかりやすく表現されています。
概要
床面積:110㎡・33.3坪
外壁:ガルバリウム鋼板
内装:ルナファーザー
床:ヒノキ
Q値:1.2W
Ua値:0.33W
C値:0.4㎝2
一次エネルギー消費量:534MJ
年間暖房用電気消費量:846KW(エアコンCOP4計算・20℃・23円/KWで¥19,458)
地図
豊野の伊豆毛神社を目安にお越しください。
長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム 山本建設株式会社
Posted on 02月 23, 2016 in:
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さて、1年間で¥173,160.の売電となったが支払った電気料金はいくらになったのか?
同じく27/2~28/2迄の電気使用料金をオーナー様ご了承の基掲載します。
因みにこのお宅はオール電化のためこれ以外の光熱費は上下水道のみ、灯油もガスも必要ありません。












27/2~28/1、迄1年間の電気支払金額合計は¥87,811。
売電金額との収支は+85,349。
快適性も床下エアコンで家中温度調整が出来ているので、我慢して電気を使わない生活していた訳ではなく、太陽光パネル4.2KW搭載でこの収支は低燃費仕様の賜だと思います。
この様な結果が見て取れ、住んでからも感謝をされると建築冥利に尽きます。
最後になりましたがデータをお貸し頂いたオーナー様誠に有り難うございます。
長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム 山本建設株式会社
Posted on 02月 19, 2016 in:
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オーナー様から1年間(27/2~28/1)の売電・買電の実データを頂きました。
名前出しても良いと言われましたが一応名前は伏せておきます、施工例に掲載させていただいているお宅のどれかです。
お宅データ
4人家族で奥様は日中ご在宅、ソーラーパネルはシャープNU-200ABを21枚、合計4.2KWで合計は最後に












27/2~28/1迄の1年間、発電量は4680KW、売電金額合計は¥173,160(この金額が中部電力から通帳に入金されます)、メーカーシミュレーションが4512KWなのでほぼ予定通り、対して電気使用料金はいくらだったのか、長いので明日。
長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム 山本建設株式会社
Posted on 02月 10, 2016 in:
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パッシブデザインや結露計算、燃費計算、エアコンの容量計算等、各地の平均気温を把握しておく必要がある。
この平均気温、住んでいるものとしてどうも肌感と違う感じを受ける。
たとえば上図、長野市の今月の平均気温、2/1が-0.6℃、2/5と2/6が1.1℃、こんなに暖かかったか?
平均気温は日中一番暖かかった温度と、その日一番寒かった温度の平均なのでこんな感じの温度になるのだろう。
しかし肌感は朝方の寒い温度、夕方の冷えてきた温度の辛さの方が身にしみる、そう考えると平均気温よりも最低気温をシミュレーションした方がいいのではないかと思っている。
2/4はいい例で日中は6.0℃まで上がっているが最低は-7.1℃、放射冷却による晴れた日の方がこのように寒暖差は激しくなるが平均気温は-0.9℃とたいしたことない数値となってしまう。
エアコンも最近は格段に性能は上がったが-10℃を下回ると相当厳しい運転を強いられる、年間に何日も-10℃を下回るような地域は暖房方法を検討する必要がある。
一般的にシミュレーションは平均気温を想定するが(そもそもシミュレーション自体していない方が多いが・・・)最低気温も視野に入れて想定しないと間違うことになるかもしれない。
長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム 山本建設株式会社
Posted on 02月 05, 2016 in:
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全国的にパッシブデザインを設計に取り入れる方が増えてきました。
そんなパッシブデザインの全国的な集いやセミナー等に行って各地の設計者たちと話をしていると、パッシブデザインに対する微妙な違いを感じる。
それは日射の取得と遮蔽のバランス。
関東以南の方たちと話をすると、どちらかというと遮蔽に主眼を置いていて、私たちのような寒冷地の人達は取得に重きを置いている事に気づく。
当たり前と言えばそれまでだが、南の人は生活している実感として冬の寒さより夏の暑さの方がよほど堪えるらしい、対して私たちは夏涼しい事に超した事はないが、どちらかというと冬暖かい方を選びたい。
それは軒の出・ガラス種類・日射遮蔽部材(サンシェードや外部ブラインド)の選定やバランスに微妙な違いを生む事になる。
そう考えると住宅の設計はその地域の温度感を肌で感じている地元の人が良いだろう、たまに温暖地の有名な設計者が寒冷地の設計をして理解できない仕様の家をみる事がある、例えば長野オリンピックで選手村に使われた現在の今井ニュータウン、この建物はコンペで東京の設計者が設計したのだがその断熱や使用部材たるや・・・・・・(これ以上は言えない)
只、地元の人でもパッシブなんかこれっぽっちも考えていない人もいるので、まず設計者を見極める事が必要だろう。
長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム 山本建設株式会社