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2014/10/23

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間違ってますよ

運転中見かけた現場。

基礎部分の断熱材が見えています、一見問題なく見えますがこの見えている断熱材は仕上げ材を塗らなければなりません。

この段階で塗っていないということは、足場を外してから最後に塗る予定になっていることになります。

断熱材は地盤面から上が400㎜、土中に約400㎜隠れている部分があります、この写真の場合ほぼ間違いなく地盤面から上、現在見えている部分だけを塗ることになるでしょう、家中の廻りをもう一度掘り起こして塗るなんてことはしないと思われます。

そうすると土中の400㎜部分は常に外部に晒されることになり、シロアリの絶好の餌になってしまいます。

そこで、この断熱材は防蟻処理されているので大丈夫、という方もいます、確かに処理されていない商品よりは耐性がありますが絶対ではないのです、常に晒されていれば常に攻撃されるのです、シロアリはあまり頭の良くない生き物でこの材料は食べられないからといって他へ移動しようとはしないらしい、食べられなくても集団で何回も食べようとする動きをすることで何年か後には蟻道が出来てしまうことがあるらしい(断熱材メーカーから聞いた話)

基礎断熱を専門に施工している会社は普通(まれに例外もあり)、断熱材の全面(土中も地盤より上も)を外気に晒されないように塗るはずです、付け焼き刃はやめた方が良い例でしょう。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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