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2017/11/09

資金計画の内容

住宅という高額のものを取得する場合、大抵の方は資金計画をします。

一概に資金計画と言っても内容は様々で、ざっくりと捉える方から事細かに計画を立てられる方がいます、どちらが正解という訳ではないので各自にあった方法が良いと思います。

一方、建設側の立場からの資金計画提案も攻めの資金計画をする会社と守りの資金計画をする会社に分かれます。

攻めの資金計画とは、迷っている方のお尻を押すための計画、例えば手持ち金をある程度貯めてから建設したほうが良いか、貯める前にその分借り入れりてすぐに建設したほうが良いか、決めかねている場合には、金利・情勢・住んでからの年数等を考慮して両方のパターンをシミュレーションしてみる、大抵の場合にはすぐに建設したほうがお得という数値的理由がはじき出される、それをもとに背中を押してあげるのである、狩猟型ともいう。

一方守りの資金計画は、迷っている方には徹底的に迷わせてあげる、当然プロとしてのアドバイスはするが決して背中を押したりはしない、農耕型ともいう。

メーカーやビルダー系には攻めが多い、かくいう私もメーカー時代は少しでも早く建てて・少しでも多く借りられるように各種方策はした記憶がある、が一抹の違和感は拭えなかった、言い方こそ違うが「さあやれ・ほらやれ・すぐにやれ」とせっついている気がして仕方なかった。

今は立場が工務店のオーナー、量を求める必要はない、質だけを追い求めればいい、結果施工量も決まってくるので攻めて早く着工してもらうような資金計画をする必要もなくなったので最近は農耕型に徹している。(迷いすぎて一歩も踏み出せなくなった場合は少し背中を押す場合もあるが)

とはいっても金利上昇が確実に見えていたり、家庭の都合で慌てなければならない場面にも出くわすこともある、すぐに決断を促すことが悪という訳ではないが出来ることならじっくり進めてもらいたいものである。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブデザイン、W断熱・床下エアコン-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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