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2011/07/28

ECO

自立循環型住宅-相当隙間面積C値

自立循環型住宅キーワードその③-相当隙間面積C値。

この数値も普段の生活ではまずお目にかからない数値でしょう。

建物にどの程度の隙間が有るのかを計った数値、暖房や冷房をしていて窓を閉め切った状態でどの程度隙間から暖房・冷房が逃げてしまうかが解る数値です。

基準値はⅠ地域が2.0c㎡以下Ⅱ地域も2.0c㎡以下、我が長野市のⅢ地域は5.0c㎡以下で残りの地域は全て5.0c㎡以下となっています。

5.0c㎡とは上図の通り1㎡あたりに5.0c㎡の隙間が空いていることになります、100㎡の建物なら500c㎡の隙間が有ることになります。

自立循環型住宅を目指す場合は最低でも1.0c㎡以下にすることが必要になってくると思います、そうすることにより暖房等で暖かくした部屋が暖房を切ると直ぐに寒くなってしまうようなことが無くなります。

かといって悪戯に数値を小さくするために、本来なら引き違いのサッシ(一般的に引き違いサッシは気密性能が低くなります)を付けたかったのを我慢したりするのも本末転倒の気がします。

特別に0.1c㎡位にしたい理由が無ければ住みやすく使いやすい仕様にした方が長年住む家ですからその方をお薦めしています、それでも0.5c㎡前後の数値は出ますのでご安心下さい。

昨日までのQ値やμ値は設計上の数値なのに対して、C値は現地実測の数値となります、そう言った意味では信頼の置ける数値だと思います。

この数値は1.0c㎡以下なら合格くらいにとらえておいて下さい。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
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