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2018/04/05

火災保険

登記に続いて質問多いシリーズ、火災保険。

火災保険も加入は自由、融資等で強制的に加入する場合もあります。

加入金額は建物総額が限度額、それより低くするのは可能ですがその分保証も低くなります。

わかりづらいのが構造による保険料の違い。

M構造-コンクリートや鉄骨を耐火構造にした場合

T構造-コンクリートや鉄骨・木造を準耐火構造、省令準耐火構造にした場合

H構造-上記以外(木造は基本ここに分類)

M構造はマンション等共同住宅向けなので住宅はT構造かH構造となります。

そこで試算、建物3000万円、期間:10年一括支払いとすると(あくまでも私の試算です、条件や保険会社によって違いは出ます)

T構造-168,000円

H構造-372,000円

その差204,000円

10年後以降の保険料はその時点でのご時世で算定されるので未定だが比率自体は同等と思っていいだろう。

そうすると気になるのが省令準耐火構造にする場合の費用。

外壁・軒天は防火構造、内部は石膏ボードを2重に貼ったり、いつも入れない場所にも断熱材を入れたりと(詳しくは↓)

https://www.flat35.com/files/300187905.pdf

材料や施工で20,000円/坪くらいかかるであろう(内容により差は出る)、仮に30坪とすると600,000円。

微妙な判断を要する差額と思える、長い目で見ればお得にはなる。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブデザイン、W断熱・床下エアコン-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

 

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