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2010/09/29

ECO

住まい造りの思い

気密性能-その2

先日の気密性能ブログ中の写真のでかい扇風機みたいな機会からこのテスターにデーターが送られて、隙間相当面積が表示されます。

偶々前回の気密性能ブログの後にお客様と打ち合わせする機会がありその時「あまり隙間を塞ぎすぎてしまうと息苦しかったり、最悪空気濃度的に危険があったりしないものなの?」との話がありました。

確かに疑問に思いますよね、巷には0.4㎠とか0.5㎠見たいな数値が飛び交っていますのでまるっきり空気が遮断されてしまうイメージがありますが、例えば弊社は1㎡当たり1㎠を基準にしていますので、40坪の家の場合約132㎡ですから隙間は132㎠になります。

132㎠は√2で11.6㎝×11.6㎝です、家中のいろんな所に隙間は散らばっていますので目立ちませんが集めると合計で11.6㎝角の穴が開いていることになります。

それが何を意味するかというと、自然の風やドアの開閉でも空気は出入りしますし、最近の住まいには当たり前に付くようになった24時間換気の際も実際の換気量は給気口だけで賄われているのではなく、約半分は建物の隙間から自然換気されています。

ですので息苦しかったり、窒息してしまうような事にはならないのでご安心下さい。

只2㎠を大幅に超えてしまうような場合は、逆に空気の出入りが多すぎてしまうので、どんなに断熱性能を確保しても効果が減ってしまうため、隙間が多すぎるのも問題はあります。

現在計画中の皆様もあまり神経質になる必要はありませんが、ある程度は気にしてみましょう。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
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