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2014/11/28

パッシブ

日射利用

先週、見学会を開催した赤沼の家、午後2時の日差し、その長さ約5m。

こんなところまで日射は入ってくる、この上の吹き抜けの窓からはさらに奥まで日差しがあたっている、冬至になればもっと奥まで入るだろう。

これだけの日差しを使わない理由はない、自然の暖房機となる、これこそがパッシブハウスの基本。

設計者によってはこれだけ日差しの入る窓に熱線反射型Low-eガラスを使う人もいるが、せっかくの日射によって得られる熱量を拒否することになるのでパッシブハウスの観点からは反することになる。

これだけの日射が入れば真冬でも暖房は不要、この日も室内は25℃を超えてしまい少し窓を開けたほど。

理想を言えば室内に蓄熱材があればこの捨ててしまう熱も貯めておき夜に持ち越せばもっと良いかもしれない、例えば床下に水を入れたペットボトルを何十、何百と置くだけでその水が蓄熱材となり熱を持ち越すことが出来るようになる、しかもその水は非常時の飲料水以外なら使うことが出来る、一石二鳥。

ともかく日射を使うことが低燃費の住まい、パッシブハウスのスタートになります。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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