山本建設株式会社

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2013/04/26

断熱・気密

サッシの基準値

パッシブジャパンや自立研で全国的に有名な松尾設計さんが興味深いデーターを計算してくれました。

国産主要サッシの種類ごとの性能値。

省エネ基準でU値2.3以下と決められていて各メーカーの自主判断数値が軒並み全商品2.3で統一されてメーカーの発表値に疑問を持ったからに他ならない。

結論から言うとアルミ樹脂複合サッシでメーカー標準のガラスを入れた場合2.3を下回る商品は無い、メーカーは良いって言ってるけど本当は基準に達していないんです、という結果になったそうです。

国産品で基準に達しているのはオール樹脂のサッシ、又はアルミ樹脂の場合はメーカーの指定ガラスではない性能値の高いガラスを組み込んだサッシしか基準に達していない事になります。

最近も防火サッシの認定偽装が表面化したり、国産サッシメーカーは何だかなあって感じです。

その点から見れば輸入サッシは全品性能値が計算され高性能なのは間違いのない事実、けど製品としてみた場合細かいパーツや日本的な納まりから考えると輸入サッシは粗い造りなのも又事実。

流通・アフター、総合的に鑑みると国産メーカーを使用したい、冬建物から消えていく熱の50%近くがサッシからの損失、ならば国産メーカーには少し意識を高めてもらいたいものです。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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