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外断熱工法

外断熱と内断熱
外断熱のメリット・デメリット
外断熱の変遷 外断熱にこだわる理由



外断熱と内断熱


外断熱

外断熱とは、柱の外側を断熱材で囲い、住まい全体を包み込む断熱工法です。
断熱材が途切れないので住まいの断熱効果が非常に高いとされています。
内断熱

従来からの一般的な断熱工法で、柱と柱の間に断熱材を詰め込める断熱工法です。柱、間柱、筋違いなどで断熱材が途切れるので、熱橋の可能性がありますが、コスト的には安いというメリットがあります。
※熱橋−外壁と内壁の間にある柱など建物の内側と外側の熱を伝えやすい場所
外断熱イメージ 内断熱イメージ


外断熱のメリット・デメリット

メリット

・ 断熱効果を得やすい
柱の外側を断熱材がすっぽりと覆うので、断熱効果が得やすくなります。それにより外気温の影響を受けづらくなるので、室内の冷暖房効率も高まり省エネ効果が期待できます。

・ 室温が安定しやすい
柱・コンクリート基礎部分等・構造体が断熱材の内側にあるので、蓄熱体となり室温が安定しやすくなる。

・ 建物の気密を高めることが容易になる。

柱の外側で気密を確保するようになるので、柱・間柱・筋違い・電気配線・給排水等の交わり部分が少なくなるので、気密を高める事が容易になる。


デメリット

建築費用が高くなる
外側に断熱を行うため、施工工程が増える。又外壁の安定性を高めるために特別な金物を使用したりするために、価格は高くなります。内断熱工法に比較して約5%〜10% ほど高くなる場合が多くなります。

外壁の安定性の問題
外断熱は柱の外側に施工した断熱材の上から外壁を施工しますので、断熱材と外壁の 固定がしっかり行われていないと、経年劣化や地震の際に外壁がずれる恐れがあります 。

▼外断熱の配管 ▼内断熱の配管
外断熱の配管 内断熱の配管


外断熱の変遷


出会い

当社の外断熱は1997年にダウ加工の『SHS−3』工法の長野会に入会したことから始まります。 『SHS−3』とはダウ加工が提唱するスタイロハウスシステムの略で『SHS−1』からはじまり『SHS−2』を経て『SHS−3』では耐震性能を強化するために断熱材の下にサーモプライという耐震板を施工し断熱性能と耐震性能を両立させた工法です それまで当社では当時一般的であったグラスウールを柱の間に敷き詰める工法で施工していましたが、どうしても現場ごとの性能格差(間取り・施工者・グラスウールと柱等の小さな隙間)が懸念材料として全てを拭い去れずにいましたので、どんな現場も一定の基準をクリアできる外断熱を採用し現在に至ります。


変遷

時代の変化と共に採用する材料も変わっていきます。


基礎外張り断熱材の変遷

シロアリに強い断熱材が開発されました。基礎の外張り断熱材は常に半分、土中に隠れるためにスタイロフォームATというシロアリに耐性のある断熱材が発表されましたので採用しています。   スタイロフォームAT


ベタ基礎下の断熱材

メーカーよりベタ基礎下にいままで施工していた30oの土間フォームを入れないことにより、地中熱を建物内に取り入れる事が出来るとの提案があり、土間フォームを取りやめ地中熱の影響を受けやすく変更する。

ドマフォーム


外張りに使用する断熱材の変更

それまでは当時最高の断熱性能値だった熱伝導率0.028W/m.k/仕様の材料を使用していましたが0.022W/m.k/の現在最高性能の材料が発表されたため、より高性能を求めて 仕様を変更しました。


など時代の変化に合わせて、最高の性能を発揮する住まいを目指していきます。



外断熱にこだわる理由


外断熱でも内断熱でも同じ性能値を満たす住まいを造ることは当然可能です

ですが、内断熱工法の方が性能値にブレが大きい過去の経験が有ったために、性能差の少ない外断熱を採用しています。



省エネルギーの住まいを造りたい

外断熱で次世代省エネルギー基準以上の断熱性能を確保すると、ほぼエアコン1台で家中の温湿度をコントロールすることが可能になります。エアコン1台で家中のコントロールが出来ること自体が画期的に思えたのですが、それになれてくると今度は、エアコンそのものを使用しない様にする事は出来ないかと考えております。現在は、地中熱(ジオパワーシステム)を利用し、そこにヒートポンプを組み合わせ床下の蓄熱層に深夜電気を使用し冷暖房する方法を採用しています。エアコンを無くすには至っていませんが、ピークシフトには成功していると思います。






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